虫歯よりも怖い病気 歯周病を予防する6つの事
日本では虫歯より、歯周病を持っている人のほうが多いです。
虫歯になったときは、歯を削って治療すれば、軽度であればすぐに治療できます。
でも、歯周病は簡単ではありません。
歯茎(ハグキ)が炎症を起こすことから始まり、ひどくなると歯を支えきれなくなり、抜け落ちます。
治療も、歯垢が石灰化してしまった歯石を取って、歯をきれいにします。
さらに、炎症の悪化を防ぐための歯磨きを身に着け、毎日丁寧にみがかなければいけません。
さらに、歯医者にも定期的に検診にいき、歯石の除去や歯をきれいにしておかないと、歯垢が残り、歯石の原因となります。
歯周病になると、虫歯のように簡単にはいきません。
ですから、歯周病の予防、ケアをしっておかないと、取り返しのつかないことになります。
歯周病を予防する5つの習慣
まず、歯磨きは虫歯にしろ、歯周病にしろ大前提ですよね。
歯をブラッシングしなければ、虫歯、歯周病ともに進行していきます。
歯周病も虫歯も、原因は歯垢(プラーク)によるものですから、その原因を防ぐ歯磨きの仕方を実行することが大切です。
ですから、習慣としての歯周病予防5選です。
1.歯医者で定期健診そ受信し歯石の除去をする
どれだけ歯磨きをしっかりやっているつもりでも、歯垢は残っています方が多いです。
歯石を取るために、毎月通院しているという方もいるかもしれません。
でも、そもそも歯石になる原因の歯垢(プラーク)を除去できるよう、歯磨きをしっかりしたほうがいいです。
2.気が付くと歯を食いしばっている
歯を食いしばる行動は、意外と自分で気が付いてない方が多いです。
ふと気にしてみると、
「あ、今、歯を噛みしめていた。」
と思うことがあります。
歯茎にも余分な力がかかっているので注意しましょう。
意識して、歯のかみしめをしないようにすることです。
でも、寝ている時はなかなか自分では意識できません。
寝ているときに歯ぎしりやかみしめをすると、歯の表面のエナメル質を壊してしまうこともあるので、歯に痛みがでたりもします。
寝ているときはマウスピースをつけると、かみしめを防ぐことができます。
歯医者さんに相談してみると、作ってくれます。
3.生活習慣を正しく
生活習慣といっても、特に食生活を気を付けることです。
時間をかけてダラダラとたべたり、間食ばかりしていると、口内環境が悪化しよくありません。
寝る前のお菓子もよくないです。
夜だけでなく、昼寝前も歯磨きをするようにしましょう。
4.口呼吸をしない
口呼吸をすると、口内が乾燥します。
乾燥すると、唾液がすくなくなり、消化も衰えますし、歯周病菌や虫歯菌も増えてしまいます。
さらに、鼻で呼吸しないと、色んな菌が口から直接体内に入ってしまうので、他の病気にもなりかねません。
口呼吸がひどい方は耳鼻科を受診して改善が必要です。
5.親知らずは早めに抜いておく
一番奥に生えてくるおやしらずは、きれいに生えてくることがあまりありません。
多くの場合横向きで生えてきたりします。
そうなると、歯磨きやデンタルフロスなどで、歯垢を除去することが難しくなり、虫歯や歯周病の原因となってしまいます。
痛みがないからといって、放置しておくと、歯周病が悪化している原因となります。
6.喫煙は歯周病を悪化させる
たばこは体に悪いです。
いいことはありません。
歯だけでなく、体全体に悪影響を与えます。
喫煙をすると、毛細血管が収縮してしまいます。
歯茎にもその影響はあるので、血行が悪くなります。
そうなると、歯周病もさらに悪くなっていきます。
まとめ
歯周病を予防、悪化させないためには常に心掛けておくことが大切です。
- 歯石の定期的な除去する
- 歯の食いしばりをしない
- 正しい食生活する
- 口呼吸をしない
- 親知らずの早期除去
- 喫煙をしない
ただし、歯周病の原因は歯垢(プラーク)なので、重要なのは正しい歯磨きの方法です。
自己流ではなく、歯医者に行き、歯科医の歯磨き指導を受けることが、歯周病だけでなく、虫歯の予防にもなります。